ブラインドサッカーを体験しました。

2018年9月28日夕方、芝小学校校庭でブラインドサッカー体験会を行いました。

RGBFCからは、ジュニアメンバー(小学生低学年)と女子ユースメンバーが参加。

 

ブラインドサッカーは、ゴールキーパー以外は視覚障がい者がプレーします。

ルールは、フットサルを基に考案されているそうです。

プレーヤーは、視覚がない状況で耳からの音と声、頭の中のイメージでチームプレーをするというからビックリ!

 

 

講師は、同じ港区で活動しているブラインドサッカーチーム「乃木坂ナイツ」のよっしーさんとむねさん。

よっしーさんこと葭原選手は驚くべき経歴の持ち主。

葭原 滋男(よしはら しげお)

陸上競技(走り高跳び)と自転車競技で4回のパラリンピックに出場。 2000年のシドニー大会では1kmタイムトライアルで世界新記録で金メダルを獲得するなど、金銀銅合わせて4個のメダルを獲得した。 その後、ブラインドサッカーに転向し、2007年から2011年まで日本代表メンバーとして活躍、現在は、松戸・乃木坂ユナイテッドの選手として活躍中。 その他、ブラインドサーフィンなど、様々なスポーツに挑戦するブラインドスポーツ 界のレジェンド。

 

今でも東京パラリンピック日本代表を狙っているそうです。

実際、ピッチに立った姿を見るとサッカー選手と変わらぬ体型で年齢を感じさせません。

 

体験会では、よっしーさんとむねさんによるデモンストレーションからはじまり、子どもたちもアイマスクをつけてプレーしました。

 

音が鳴るボールを持って走ったり、ドリブルしたり、シュートしたり、フットサルのときとは違うプレーが見られました。

恐れずプレーしている姿を見ると、案外大人より子供の方がコミュニケーション力とイメージ力があるのかもしれません。

 

今回のブラインドサッカー体験会から、フットサル以上にコミュニケーション力とイメージ力が必要とされるスポーツと感じました。

 

いろんな発見や学びがあった中で、子供たちには大人以上に協調する力があることを再認識しました。

アイマスクをしてプレーしている子にボールの位置をおしえたり、手を引っ張ってあげたり、応援したり助けようとする姿勢が大人と違ってとても自然。大事なことですね。

 

もちろん成長や自立を促すためには、なんでもかんでも手取り足取り助けることは良くないと思いますが、大人はまわりの人を忖度しがち。本当に困っている人を素直に助けることは子どもたちから見習ったほうが良いのかもしれません。

 

「サッカーは人生の学校」と言われますが、ブラインドサッカーもその学校のクラスの一つですね。

 

最後に、

よっしーさん、むねさん、わたなべさん、なかうちさん、ありがとうございました!

 

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